今日は、映画を見てきた。僕がえげれすで映画を見るのは今回が初めてである。
何を見ようかということになり、候補に上がったのは、「Notting Hill」と「スターウォーズ」であった。前者は、こっちではそこそこ話題に上っている映画である。というのも、倫敦の、ごくごく日常的な場所が映像で出てくるので、
「お、ここ、行ったことある」
とか、いちいち相槌がうてるわけだ。それで密かに、ストーリーとはある種無関係なところで人気がある。
でも、僕以外の面子はそれを見たことあると言うので、結局、スターウォーズにした。
スターウォーズ。名前は知っているものの、見るのは初めてなんだな、これが。スタートレックの方は、よく知っているが、ウォーズの方は、一度も見たこと無いし、何も知らない。ダースベーダーが何者か、ジェダイというのが何たる集団なのか、さっぱりわからん。
それでも、物語は進行していく。英語ということもあって、詳しいプロットがわからんままに進行していく。然し、適度の戦闘シーンもあり、とりあえず、ちゃんちゃんって感じで終わりましたな。
観覧後の答え合わせタイムで聞くところによると、今回のは「エピソード1」なんだそうだ。これまで封切られてきた映画たちに、今回のが先行するのだということは、見る前から何となく知ってはいた。しかし、旧作が「4」「5」「6」と、初めから位置付けられていたというのは知らなかった。
思うに、トレックと比べると、ウォーズの方が、映像的に、あるいは、発想的に、奇妙奇天烈なものが多い。そういう奇想天外さを売りにしている感じである。だから、妙な生き物がめっちゃ出てくるし、あとは、売りの戦闘シーンも、なかなか迫力があった。
対して、トレックの方は、視覚的シーンの工夫で引っ張る、というよりはむしろ、複雑なプロットが売りである。時には文化的な問題、時には心理学的な問題、時には物理学的問題、その辺がかなり複雑に、かつ難解に、絡んでくる。
同じ「宇宙モノ」でも、目指しているところが違うように感じた。勿論、どちらがどうと優劣つけられるものではないし、比較するものでもないのだろうけど。
しかしウォーズは、ガンダムを連想させたね。ジェダイというのは、ニュータイプで、今回いたあのガキんちょは、アムロでしょう。そう考えると、よく分かる気もするぞ。最後の、地上と、宇宙と、双方で戦いがあったシーンは、ザクとかリックドムが、ジムとかボールと相対する、ア・バオワ・クーの戦い、みたいなものじゃないのか。
なんとなくそんなことを考えていたけど、ウォーズマニアのツレは、僕が初めてだということで、「解答」を教えてくれなかった。だから、検討違いのことを言っているかもしれない。
その後は、パブで、チップスとベルギービールを飲んできた。ここのパブ、最近見つけたところだが、チップスがめちゃめちゃ旨い。そこでは、金曜の夜ということもあって、えげれす人たちがやたら盛りあがって、なんとイッキをしていた。「ハイハイハイハイ・・・」という掛け声も一緒だったので、思わず、
「最初に三つ!」
と言いそうになったのは内緒。
ではでは。